憧れの結婚式を叶えるために、どのように結婚式の式場を選べば良いのか、困っている方も多いのではないでしょうか?
結婚式の式場の選び方には、いくつかポイントがあります。
本記事では、結婚式の式場の選び方を6つのステップで解説します。
ぜひ、式場選びの参考にしてみましょう。
結婚式の式場の選び方の流れ

思い出に残る結婚式を開き、大切なゲストをおもてなしするためにも、結婚式の式場選びに迷った方は、以下の流れで準備を進めてみましょう。
- 先輩カップルの結婚式の式場選びの体験談をチェックする
- 2人の憧れの結婚式のイメージを固める
- イメージに合いそうな式場の情報を集める
- 式場を予約して見学する
- 見学した式場を比較検討する
- 式場を確定する!
結婚式の準備は、予想以上に時間と手間がかかるため、理想の結婚式を挙げるには、段取りがとても大切です。
これより6つの流れを詳しく解説するので、それぞれ確認してみましょう。
選び方①先輩カップルの結婚式の式場選びの体験談をチェックする

結婚式を行った身近な友人から話を聞いたり、SNSでの投稿や、式場サイトで口コミを覗いたりしてみると、リアルな体験談を知ることができます。
例えば、yahoo! 知恵袋には、以下の投稿がされています。
「写真映えするところが沢山あるか。
参列者が来やすいかは結構重要でした」「他県の方と結婚したので、両方の住居の中間地点にしました。
サービスと立地条件が決め手でした。
アットホームで雰囲気が良く、スタッフさんも押し付けがましくなく、何より料理がおいしかったです」「やはり参列される方はドレスより、食べ物かと思いまして!」
このように、口コミを参考にすることで、結婚式の式場選びの決め手となった、リアルな体験談を知ることができます。
選び方②二人の憧れの結婚式のイメージを固める

口コミや体験談を調べたら、次に憧れの結婚式のイメージを固めてみましょう。
憧れの結婚式のイメージを固める際には、以下のポイントを意識するのがおすすめです。
- どんな結婚式にしたいか相談する
- 希望の日時、お日柄をイメージする
- ゲスト数を予測する
- 挙式や式場スタイルをイメージする
- 予算の大枠を決める
- こだわりや演出を整理する
それでは、各ポイントを詳しくみていきましょう。
ポイント①どんな結婚式にしたいか相談する
結婚式の体験談を知った後は、お二人で「どんな結婚式がしたいかな?」と相談してみましょう。
結婚式と一口に言っても、形式は様々です。
- 教会やチャペルで行う厳かな挙式
- 神社で行う日本の伝統的な結婚式
- 屋外(公園、庭園、ビーチ)で自然に囲まれた挙式
事前にイメージをすると、結婚式の式場選びをスムーズに進められます。
ポイント②希望の日時、お日柄をイメージする
結婚式の日程やお日柄は、あらかじめ大まかに決めておくことが、おすすめです。
ただし、選択肢を狭めすぎると、希望の日程で式場の予約を取りにくくなることがあります。
気候では春・秋、お日柄は大安や友引、曜日は土日が人気です。
そのため、人気の日程やお日柄を狙っている方は、早めの予約が必須です。
ポイント③ゲスト数を予測する
結婚式のスタイルは、家族や親族だけで温かみのあるアットホームなものにするか、友人や会社関係者も招いて華やかに盛り上げるかで、大きく変わります。
あらかじめ招待するゲストの人数を想定し、その人数が無理なく収容できる会場かどうかを確認してみましょう。
ポイント④挙式や式場スタイルをイメージする
挙式スタイルといっても、いくつか種類があります。
- 神前式
- 仏前式
- キリスト教式
- 人前式
その他に、式場タイプにも種類があります。
種類は、大きく分けて次の4つです。
- ホテルウエディング
- 専門式場
- ゲストハウス
- レストランウエディング
挙式のスタイルや会場の種類によって、式の雰囲気は大きく異なります。
また、選ぶ形式によって費用が変わるため、理想のイメージと予算のバランスを考えながら検討してみましょう。
ポイント⑤予算の大枠を決める
結婚式費用は、前払いが多いので、どのくらい費用を掛けられるか事前の確認が必要です。
「手持ちの現金があまりないな。」と思っている方は、ご祝儀払いやブライダルローン払いなど、柔軟に対応している式場もありますので、検討してみましょう。
ポイント⑥こだわりや演出を整理する
演出やこだわりなどは、式場選びに大きく関与します。
- 「フラワーシャワーがしたいな」
- 「手持ちの衣装を使いたいな」
- 「ブーケトスがやりたいな」
- 「バルーンを飛ばしたいな」
こだわりの演出が決まったら、式場で実際に行なえるかの確認や、こだわりの優先順位を付けておくことで、スムーズに式場選びを行えます。
選び方③イメージに合いそうな式場の情報を集める

結婚式のイメージが固まったら、そのイメージに合った式場の情報を集めます。
イメージに合いそうな式場の情報を集める方法として、次の2つをご紹介します。
- インターネットで式場探しをする
- ウエディング相談カウンターを利用する
それぞれ詳細をみていきましょう。
インターネットで式場探しをする
インターネットでは、数多くある結婚式の式場を、一度に大量検索できます。
人気の式場をチェックしたい場合は、ランキングや口コミなどを、検索するのもおすすめです。
ぜひ、ランキングや口コミなどを参考にしながら、理想の結婚式の式場を探してみましょう。
ウェディング相談カウンターを利用する
結婚式の式場探しをしている際に、以下のように思われることがあるでしょう。
- 「情報がたくさんありすぎて困る」
- 「効率よく式場探しがしたいな」
- 「結婚式のイメージが湧かないな」
このように思っている方は、プロに相談することで、イメージにあった式場を紹介してもらえます。
選び方④式場を予約して見学する

結婚式場の候補が少なすぎると比較が難しくなり、多すぎると迷ってしまうため、適度な件数に絞ることが大切です。
まずは、自分たちの理想や重視するポイントを明確にし、候補を3〜4件程度に厳選しましょう。
このくらいの件数なら、比較検討や特徴の把握もしやすくなります。
ぜひ、実際にブライダルフェアなどに足を運び、雰囲気やスタッフの対応などを確認してみましょう。
選び方⑤見学した式場を比較検討する

見学した結婚式の式場の中から決定する際は、自分たちの求める条件に合うかどうか、比較検討することが大切です。
比較チェックポイントとして、次の9つをご紹介します。
- 交通アクセス
- 挙式会場
- 披露宴会場
- プランナー・スタッフ
- 提供される食事やドリンク
- 動画撮影・写真撮影
- ヘアメイク・衣装
- 会場の設備
- 費用や支払い方法
ぜひこの9つのポイントを参考に、理想的な結婚式の式場を考えてみましょう。
各項目ごとに、それぞれ解説します。
比較チェックポイント①交通アクセス
見学した結婚式の式場を比較検討する際に、ぜひチェックしてほしいポイントとして、交通アクセス面があります。
- 両親の居住地の近くで行う?
- 最寄り駅からの移動時間や道順は?
- ゲスト向けの送迎サービスはある?
初めて会場に訪れるゲストの立場に寄り添った、交通アクセスを確認してみましょう。
比較チェックポイント②挙式会場
続いて比較検討するポイントとして、挙式会場が挙げられます。
- 選べる挙式スタイルは?
- 挙式会場のキャパシティーは?
- どこまで希望の演出ができる?
- 挙式会場での撮影の方法は?
- 挙式会場から披露宴会場までの導線は?
挙式スタイルや演出、撮影方法などの求めている条件について、比べてみましょう。
比較チェックポイント③披露宴会場
披露宴会場は、新郎新婦が親族や友人、職場の同僚などを招いて、お祝いの場を設ける場所です。
そのため、以下のポイントを押さえて比較してみましょう。
- 披露宴会場のキャパシティーは?
- 会場の配置や席のレイアウトは?
- 入退場の導線や演出のパターンは?
- どこまで希望の演出ができる?
思い出に残る披露宴を行うために、挙式のキャパシティーや会場配置、演出などの求めている条件を確認して、比較検討してみましょう。
比較チェックポイント④プランナー・スタッフ
結婚式の準備には、半年から1年ほどかかることが一般的です。
そのため、スタッフとの相性はとても大切です。
- おもてなしを任せられるスタッフか?
- スタッフとの意思疎通はスムーズか?
安心して任せられるスタッフがいるかどうかも、重要な判断基準になります。
比較チェックポイント⑤ 提供される食事やドリンク
ゲストへのおもてなしの要となる料理は、ぜひともチェックしておきたいポイントの1つです。
- 見た目や味は?
- ドリンクメニューの種類は?
- 年配の方や子ども向けのメニューは?
- アレルギー対応などの要望はどこまで聞いてもらえるのか?
スタッフの方に詳細を確認したり、ブライダルフェアで実際に試食をしたりして、選んでみましょう。
比較チェックポイント⑥動画撮影・写真撮影
大切なシーンをしっかり撮影し、思い出に残すためにも、結婚式の撮影はとても大切です。
- プロのカメラマンにお願いできる?
- 事前にカメラマンと打ち合わせできる?
- 式の流れや、レイアウトの共有はできる?
高画質でクオリティーが高い動画や写真を残したいなら、プロのカメラマンに依頼するのがおすすめです。
比較チェックポイント⑦ヘアメイク・衣装
式場によっては、基本のプランで選べるドレスの種類が限られていたり、提携ショップの数が少なかったりして、選択肢が限られる場合があります。
- 提携できるショップはどのくらいある?
- 持ち込みはできる?できない?
- 持ち込みする場合は、料金は発生する?
- ヘアメイクは事前に、打ち合わせできる?
ヘアメイクやドレスなど、こだわりがある場合は、詳細を確認してみましょう。
比較チェックポイント⑧会場の設備
ゲストをおもてなしするために、会場の設備の確認は重要なポイントです。
特に、以下のポイントは重点的に確認しておきましょう。
- 年配のゲストがいる場合は、手すりやスロープは付いている?
- 子どものゲストがいる場合は、授乳室やオムツ交換スペースはある?
- 着替えや化粧直しのスペースはある?
- 喫煙室は完備されている?
ゲストの状況や導線などを考慮し、会場設備を確認してみましょう。
比較チェックポイント⑨費用や支払い方法
結婚式の費用と合わせて、支払方法の確認も大切です。
- 予算内に収まる?
- ご祝儀払いやクレジットカード払い、ブライダルローンは利用できる?
- 期日や支払い方法は?
- 延期やキャンセルの詳細は?
予算や支払い方法、キャンセルの可否など、詳細確認を事前に行ってみましょう。
選び方⑥式場を確定する!

式場の見学を経て、自分たちの理想に合う式場が決まったら、いよいよ契約のステップへと移ります。
契約後にもめることがないように、契約を結ぶ前に、両家両親とよく話し合うことや、支払い方法・キャンセル・延期の対応はどうなるかなど、最終確認をしておくと安心です。
当日特典を用意している式場もありますが、「他の結婚式の式場も気になっている」や「気がかりなことがある」などの思いがある場合は、その場で即決をするのでななく、仮予約をし一旦家に持ち帰り、ゆっくり考えてみましょう。
遠方の式場探しのコツは?

遠方だと、なかなか現地に足を運ぶことが難しい場合があります。
そこで以下の項目を参考に、効率よく遠方の式場探しを行うのがおすすめです。
- アクセスの良さは?
- 宿泊施設がある?
- 宿泊費やお車代は、予算内に収まる?
- プランナーとリモートでやり取りができる?
現地にあまり足を運ぶことができないからこそ、経験値があり、信頼できるスタッフと共に、準備を進めるのが重要です。
まとめ

結婚式の式場選びをする際に、こだわりたいポイントを明確にしておくことで、理想に合った結婚式の式場を見つけやすくなります。
また以下の流れを意識して、結婚式の式場を選んでみましょう。
- 先輩カップルの結婚式の式場選びの体験談をチェックする
- 2人の憧れの結婚式のイメージを固める
- イメージに合いそうな式場の情報を集める
- 式場を予約して見学する
- 見学した式場を比較検討する
- 式場を確定する!
今回ご紹介したポイントを参考にしながら、思い出の一日が過ごせる結婚式の式場を探してみましょう。
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